はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

2023-01-01から1年間の記事一覧

蝶・蟻

うん、女子校には行かなかったが女子大には行った。 まあ成績やメンタルも関係あるけど、中学の担任の先生の言った一言が理由でもある。 「なんで男子大学っていうのはないのに女子大はあるんだろうね」。 今考えればこれが日本の教育機関のジェンダーについ…

読んだ:『えーえんとくちから』

大晦日のお昼ご飯は、雑穀米のおにぎりと、梅干しと、柚子風味のおかかであった。グラスに入った麦茶を飲む。 実家に帰っている。こちらは明るくて暖かくて春のようだった。聞けば気温は13度だという。空は青く、雲がたなびき、陽光のふりそそぐ年末である。…

読んだ:『お金に強い女になれる本』

昨日、幼馴染と集まって仕事や恋愛の話をしていたのだが、それぞれ三者三様に生きてるなぁ……と思った。 安定を第一に考えつつも、柔軟性を持って生きている子だったり、流行や名声を追い求め、それについて努力をしている子だったり……。私ですか? 自分の人…

読んだ:『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』

いっぱい本を読んでいる人、尊敬する。 三宅香帆さんを知ったのは大学生の時である。 読みたい小説が見つからない時に読書エッセイなどを参考にして新しく開拓をしていくのだが、たまたま『人生を狂わす名著 50』を手に取って、「私よりもっといっぱい本を…

読んだ:『夢をかなえる人の手帳術』

2003年にディスカバー・トゥエンティワンから発行された手帳術の本・『夢をかなえる人の手帳術』を読んだ。 2023年の目標は、「①TOEIC 800」と「② 源氏物語読破」であったけど、まずTOEICの初受験と源氏物語の購入をしたのが3月だったので、それで2ヵ月くら…

読んだ:『どくろ杯』

金子光晴の『どくろ杯』を年末になってやっと読み終わった。 もう閉店してしまった、渋谷の丸善ジュンク堂で買った本である。2022年に買ったのだっけ。忘れてしまった。 金子光晴を読もうと思ったのは、角田光代さんがインタビューで、旅行する時に読む本と…

『オラファー・エリアソン展』

パートナーとともに実家での食事会を終え、翌日また東京に戻った。 泊まったホテルにはお風呂場と朝食バイキングがついており、どちらもそこそこに楽しんで、私は証券口座を開設しに行った。資産運用をはじめるのである。でも何もわからないから、勉強する必…

2023年振り返り

2023年が終わるまでまだあと5日ほどあるけれど、明日は出社で明後日に実家に戻り、29日にまた東京に行って30日に幼馴染たちとご飯を食べ、31日にまったり過ごす、というスケジュールなので先に2023年の振り返りをしておこうと思う。 Fair is Foul, Foul is F…

2023年のクリスマス その2

12月25日は午前中に洗濯物を干し、洗い物をした。 昨日は太陽が出て明るい日だったので、気分が良かった。コンサートのチケットを購入した。 午後になってからはドラッグストアで買い物をし、(「シャルドネの香りの柔軟剤」など目を見張るものがたくさんあ…

2023年のクリスマス

今年は恋人と過ごす2回目のクリスマスである。 去年はモンサンクレールのケーキを自由が丘まで買いに行き、恋人の部屋で『素晴らしき哉、人生!』を観てワインを飲んだ。翌日は神楽坂に行ってハンドクリームなどを買っていた(気がする)。 2023年のクリスマ…

読んだ:『君が手にするはずだった黄金について』

小川哲の連作短編小説・『君が手にするはずだった黄金について』を読み終えた。 小川哲、伊坂幸太郎以来の作家になるのではないかと思って勝手に期待を寄せている。 連作短編小説なのだけど、「プロローグ」、「三月十日」、「小説家の鏡」、「受賞エッセイ…

読んだ:『君のクイズ』

新刊を出している小説家でこれから読まれていく作家は誰か? と訊かれたら、私は「小川哲」と答えると思う。 小川哲の作品は、「つくりたいもの」がはっきりしている。その「つくりたいもの」は別に読者の感情を操作しようとしたりするものではないし、「ど…

フィールドワーク報告会に行って

10月に母校でフィールドワーク報告会が開かれていた。 私のいた大学のコースでは、テーマを自分で設定し、実際に足を運んで参与観察やインタビュー調査をすることになっている。仕事を辞めることになって「アカデミアに戻りたい~」と思っていた時だったので…

今日買った本/読まなければいけない本/積読本

【今日買った本】 ①小川哲、『君のクイズ』 連作短編小説、『君が手にするはずだった黄金について』を何編か読み、インタビューも読んで「面白い人だな」「目標にしたいな」と思ったので買った。本当は『地図と拳』が読みたかったが、パートナーがクイズ好き…

霧島澄子的アイドル

知らない人たちが主催するパーティーに行った。なぜ私が知らない人たちのパーティーに行くかというと、集団というものを知るためである。 このパーティーではアイドルが歌って踊っていた。私はアイドルが一生懸命になっているところを見ていたのだが、気恥ず…

観た:『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

ティム・バートン版『チャーリーとチョコレート工場』が日本で公開されたのは2005年のことだったらしい。私が10歳にもならない時のことである。 バートン版を観る前に、ロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』(評論社)を読んでいたので、ウィリー・…

読んだ:『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』

村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読んだ。 10月に指導教官に会いに行ったら、「村上春樹の小説の中ではこれが一番好き」とおすすめされたので。上巻を国分寺の紀伊国屋で買って、下巻を札幌の三省堂で買った。 北海道のウィー…

キャロットケーキを焼く。

パートナーがくうくうと眠りこけていたので、疲れ果てて出しっぱなしになっていた食器を洗った。 食器を洗ったついでにキャロットケーキをつくろうと思っていた。 使う食材はクリームチーズ、レモン果汁、砂糖、きび糖、小麦粉、ベーキングパウダー、シナモ…

読んだ:『じゃむパンの日』

赤染晶子のエッセイ・『じゃむパンの日』を読んだ。京都府舞鶴市出身の人で、大学院が北大だったらしい。なので時折京都の話も出るし、札幌の話も出る。 この人の語り口調にはユーモアがあって、やわらかく、やさしい。現代では「ちょっと変わっとるから近づ…

遠方より友来る2

大学時代にサークルで知り合ったAさんが出張で北海道に来ていた。 最近よく知り合いが北海道に来る。知り合いの知り合い、というような人も来る。来月も(会う予定は今のところないが)知り合いが出張で来るはずだ。寒いのにみなさんよく来てくれる。 今日は…

雪を眺めながらビールを飲む

出社する日が近づいているので、専業主婦()生活もそろそろ終わりになる。 昨日の夜のご飯は「焼きサバ、人参と切り干し大根のクリームチーズ和え、白菜のスープ、白米」であり、パートナーが「今日は休刊日だ!」と言ったので飲まなかった。 「残っている…

眠り

一度朝の五時に目を覚まし、アボカドの生クリームスープをつくって飲んだ。 もうひと眠りしよう、として起きたのが7時である。お湯を沸かして紅茶を淹れて、パートナーを呼んだ。私たちは朝食をとらない代わりに紅茶を飲むようにしている。 パートナーが仕事…

遠方より友来る

午前中に通院に行った。医者は、「この薬の量でこれくらい症状が安定しているのはすごい」と言った。私は予防薬のために飲んでいるが、それが適切なのか適切でないのか、もはやわからなくなっている。 しかしとにかく褒められたのはよいことだ。 午後に東京…

方位災難除け

神社で方位災難除けをした。 実はよくわかっていない。引っ越しする時にするのだ、とか、九星気学上、八方ふさがりになっている時にやるのだ、と各神社やお寺が銘打っているがどちらが正しいのかよくわからない。 けれども引っ越しも八方ふさがりも私たちは…

パスタが茹でられなかったので諭される

私が不動産屋に挨拶に行っている間、パートナーには家でベッドフレームの受け取りをお願いした。 挨拶を済ませ、買い物に行く。 パートナーのいない日がいかに暇かということを思い知ったので、キャロットケーキを焼くことにしたのである。スマホでレシピを…

2日目午後~今朝

あ、雪だ、と思ったらそれはどんどん強くなっていった。 パートナーは「寒い、寒い……」と凍えながら帰ってきた。 荷物が届いた頃はまだ雪は降っていなかったのに、荷解きをしはじめてしばらくしてから道路にも積もり始めているようだった。 パートナーは寝こ…

入居2日目

午前3時に一度ブログを書き終えて眠り、6時に目が覚めた。 洗っていなかったフライパン、マグカップ、コップ、お皿、フォーク、お茶碗を洗った。 フライパンでレーズンパンを温める。カット野菜を取り出して、ボウルに盛り付けた。お湯をケトルで沸かして、…

新居入居:餃子パーティー

500ml缶のビールを3本ほどパートナーと飲んだ。 そのせいか、喉が渇いたので水を求めて夜に起きた。 「まだ朝の6時くらいかな~」と思ったら、午前2時だった。疲れ果てて眠ったのが22時のことだったから、そう考えると一応4時間は眠っている。 23日が新居入…

11月22日

今日はメキシコに住んでいる友人に荷物を送った。友人曰く、「海苔とか鰹節はこっちじゃ手に入らないから、送ってくれると助かる~」とのことだった。この人は今、二児の母親をやっている。(パートナーがメキシコ人でメキシコに住んでいる)。 今日は荷物を…

読んだ:『気はやさしくて力持ち』

内田樹×三砂ちづるの往復書簡、『気はやさしくて力持ち』を読んだ。 もともと友人に本を送ろうと思っていたのだが、その本がなかったので、「子育てについて対談しています」と宣伝していた本を送ろうと思い、読まずに送るのは勿体ないから読んだ、というわ…