はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

プロトタイプ:code Dark

夜。 幼い私は店の方へ行った。 店の中には月で照らされた演歌歌手のポスターがあった。 私はその人を見つめる。 何の音もしなかった。 静かで雪が降っているみたいだった。 この夜に一人で写真として飾られているのはかわいそうだと思った。 でも写真の人は…

プロトタイプ:code Flower

夜の中で赤く光るビルを見た時に 私は死んだ人のことを思い出して目を覚ました テーブルには白いダリアが麗しく咲いている それはホテルで起きた人の一生 ダイニングテーブルでしおれたピンクの花に目を留めた 誰かが人生を歌ったりしていたけど 花は美しい…

2024年1月振り返り

2024年の一ヵ月が終わる。 新年明けて「こんな月だったなぁ」という振り返りをしたい。 お正月、お参りに行って、その後大阪に向かった。 パートナーのご両親とランチして、関西空港から新千歳に帰るかという時に、羽田の事故のニュースを見た。 ちゃんと新…

読んだ:『先住民からみる現代世界 わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』

北海道にいる、ということで、お正月に『ゴールデンカムイ』をパートナーと大人買いして読んだ。アイヌの文化を垣間見たり、国家共同体をつくる上での思惑、を描いたりしてあってとても興味深かったのだけれども、北海道博物館にあった「アイヌ」の表象の仕…

コロナ感染(2回目)

咳がこんこんするな、身体がなんかだるいな、と思って病院に行ったらコロナだということがわかった。2022年の夏にコロナになっているので、1年半ぶりくらいのコロナ感染である。 今回は高熱にうなされることもなく、咳が辛いのと、頭痛と身体のだるさが目立…

読んだ:『桜前線開架宣言 Born after1970 現代短歌日本代表』

山田航編著の現代短歌集『桜前線開架宣言』を読んだ。 大学のサークルの読書会で読んでいる子がいたりとか、実際に掲載されている人にバイト先の知り合いの人がいたりとかしていたのだが、当時(2015年~2016年くらい?)はあんまり現代短歌というものに興味…

『パルプ・フィクション』

1994年のクエンティン・タランティーノの映画、『パルプ・フィクション』を観た。 恋人の評価は「60点」ということだったけど、私はこの映画を割と気に入ったし、観て1日経った今でも、この映画のことを考えてしまった。 『パルプ・フィクション』にはギャン…

ほぐれる

身体の節々が痛んで、とても重かった。今もだるさが消えない。それに伴って心の方も沈んだ。起き上がって何かをしようと思っても何もできなかった。仕方なくベッドで休む。休んでいるうちに身体がどんどん固くなり、身動きがとれない、と思った瞬間に眠りに…

化粧品の整理

化粧ポーチにある化粧品を定期的に整理しなければならない。 きっと私よりずっと化粧が好きな女の子は、化粧ポーチの中身なんて整理しなくても、「そういえば新しく出た色のリップを試したいな」などと新作の計画が頭にあるのであろうが、私のような「化粧品…

読んだ:『ザイが作った「株」入門 改訂3版』

ダイヤモンド社が発行している『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌 ザイが作った「株」入門 改訂3版』を読んだ。 株を始めるのである。 「積み立てNISAも始まるし、株のこと詳しくなるか~」と思って、右も左もわからない超初心者のために初歩的なことを教えてく…

読んだ:『ばにらさま』

山本文緒の『ばにらさま』を読んだ。 元旦に初詣に行った帰り、実家の方で一番大きな駅にある書店で買った文庫本で、さらにその駅から実家の方まで帰る間に表題作の「ばにらさま」を読んだ。 「若い女性をずいぶん厳しく書く人だなあ」と思った。実際に他の…

読んだ:『風と双眼鏡、膝掛け毛布』

梨木香歩の文は丁寧に書かれていて、心を穏やかにする文が多い。今まで読んだことがあるのは『エストニア紀行』、『ぐるりのこと』など。大晦日に買って、1月2日の新幹線の中で読み始め、空港に着く前の電車で読み終えた。 今回のエッセイのテーマは「日本の…

偶然と祝福

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。はちみつです。 今年は元旦に実家の方の一宮に行き、お参りをしてきた。 二日目にはパートナーの実家に行って、お昼をパートナーのご両親といただいた。 (めちゃくちゃ緊張した……) そうして…