はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

パスタが茹でられなかったので諭される

私が不動産屋に挨拶に行っている間、パートナーには家でベッドフレームの受け取りをお願いした。

挨拶を済ませ、買い物に行く。

パートナーのいない日がいかに暇かということを思い知ったので、キャロットケーキを焼くことにしたのである。スマホでレシピを眺めながらクリームチーズ、きび糖、薄力粉、レーズン、くるみ……と材料を探した。

家に帰るとベッドフレームは届いており、寝室に置いてあった。

こうして片づけをちょっとずつ始める。

衣類はそこ、書類は一か所にまとめる、というように。

そうして当初よりも幾分、床は姿を見せ始め、パートナーはいろいろなもののサイズを図ってラックなどを買い足そうとnotionにメモをしていた。

 

ということで、お昼を私がつくるね! と言ったのだが、パートナーは「これはお願いなんだけど、レシピを見てきちんと材料を測ってつくってほしい」と厳かな顔で告げた。えー 料理ったってパスタでしょ、大丈夫大丈夫、と思いながら鮭とほうれん草のクリームパスタをつくることにした。レシピを見ながら調理する、というのが結構難しい。今までパスタは感で一束をつかみ、ひとまず茹で、その間にソースを用意する、ということをしていたのである。一束つかんで茹でるではいかん、と言われ、私は計量器の上に平皿を載せ、きっちり180g計った。

その間にほうれん草を切って、水につけ、鮭の皮を裂き、バターとコンソメを用意し、となると、あっという間に湯が沸き、ごぼごぼと言う。麺を入れて、これは8分茹でればよくて、ああ、スマホが全然反応してくれない! 塩で味付け、って書いてあるけどタイムも入れていいかな、牛乳と生クリームで合えれば違和感もなくなるでしょう!

 

などと言ってつくったパスタはえらくパートナーに不評であった。

 

「ほうれん草の香りがタイムを多くいれすぎたせいでしない」「一人暮らしを7年くらいしているはずなのにパスタが半茹で、なのはまずい」「今朝のお味噌汁だって味は薄かったし」

とめちゃめちゃに言われた。

「あなたは!! 料理慣れしていないのだから!! まずはレシピ通りつくりなさい!!」

と目を合わせながらちょっと大きな声で言われたので、私はそっぽを向き、寝室でスマホを片手に寝っ転がった。

 

「ごめん~ 言い過ぎた~」

 

とパートナーはやってきて、そのまま洗い物をしてくれた。

私は布団へ行き、少し30分くらい眠っていて15時15分くらいに起きた。

 

この日、私たちは街へ行って服を買おう、という話をしていたのだけれども、横には眠りこけているパートナーがおり、私は放ってブログを開いたり、みかんを食べたり、ぼーっとして時間を過ごした。

結局彼が起きだしたのは17時すぎのことだった。

 

「もう、外も暗くなってきたし、買い物には明日行こう」というと、パートナーはうーんとかうんとか言っていたが、暗くもなってきたし、疲れていたようだったのでそのまま寝てもらい、起きたら起きたでお風呂にゆっくりつかってもらった。

 

そうして彼がお風呂に入っている間に私は白菜、人参、大根、油揚げ、たらなどを切っていた。もやしのナムルなどもつくった。

 

パートナーが来たら卓上鍋のようなものを取り出してもらい、

そこに豆乳鍋のもとをいれた。鶏肉とたらと白菜を入れる。

 

煮込みながら、私たちは昨日のゲームの続きをすることにした。

SCRAPの『時間旅行と7つの謎』である。このゲームのレビューはあとで書くとして、ストーリーを半分進めたところで終わりにした。

 

この日も、ビールと日本酒(宮寒梅)を飲み、私はへろへろに酔っ払ってすぐベッドに行った。気が付くと午前二時になっており、洗い物はパートナーが全てしてくれたようだった。良い人だ……!

化粧を落とし、歯磨きをした。

 

インスタを眺めていたら、大学1年の時にルームシェアをしていた女の子(と言っても、彼女は当時大学4年生だった)が入籍をしたと写真付きでアップしていた。彼女は来年にはアメリカに行くらしい。スノボが好きで、明るくて、それでいてリケジョで、大らかですごく好きな子だったな、と思い出した。本当は東京で11月に会う予定だったのだけど、私が引っ越してしまうことでそれは叶わなくなってしまった。

でも、アメリカに行ってしまう前に一度会いたいと思った。

 

今日はこの家に引越してからの方位災難除けをする。