はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

2023-01-01から1年間の記事一覧

11月21日

今日は晴れていて良い天気だった。 朝8時半には起きて、まずブログを立ち上げてものを書いた。 洗濯機のスイッチを入れて洗い物をし、乾かした。 郵便局に行って海外に送る荷物について尋ね、帰ってきて友人に住所を尋ねて「宛名ラベル」をつくった。 スーツ…

Before / After

パートナーと付き合って1年が経った。 『ボリス・ゴドゥノフ』を観て、ウイグル料理を食べ、都庁に行ったのであった。 まさか1年後に二人とも東京から移動して北海道にいるとは思っていなかったし、この1年は短かったというより、山あり谷ありという感じであ…

読んだ:『理系夫の家計大作戦』

同棲を始めるにあたり、共有口座の話やカードの話などが出てきているので、良さそうな家計管理の本を探していたのだが、「スーパーを何か所も回って節約するのが難しい」という一文を見て購入を決めた。 本のコンセプトは「使うところには使い、投資できると…

同棲準備:カーボンオフセットと家計管理

11月18日(土)に同棲前最後のデート(たぶん)をした。 これから二人で住むことになり、家で過ごすことが多くなるのではなかろうか、などと思って、宿泊施設を予約した。プレゼントも事前に手配し、お花などもフラワーショップに相談した。レストランも予約…

11月17日備忘録

前日に午前4時まで眠れずに作業をしていた。 午前7時30分には目が覚めたのだけれども、雨も降っていて眠かったのでそのまま少し眠った。12時過ぎに一度ちゃんと起きて、記念日に出すクイズをつくっていた。 考えていたらまた眠くなったので14時くらいに眠る…

読んだ:『Notionライフハック』

ブログでふれているけれど、最近、同棲をはじめるにあたって、notionというコネクテッドサービスが使いやすいということがわかり、さわりはじめている。 www.notion.so 私は新しいものがめっちゃ好きというわけでもないし、どちらかというとアナログなタイプ…

北海道に引越して1ヵ月が経った!

10月16日に羽田空港から飛行機に乗って、なんとか北海道に来て1ヵ月になる。 ここ1か月の変化を書きたい。 1.身辺の変化 1-1.同棲する家が決まった 引越した週の最初の週末? に内見に行き、その場で同棲する家を決めた。 すごく良い物件だったので、…

読んだ:『正欲』

読み終わった後に「うわ~、読み終わってしまった~」などと思った。 結構明確にストーリーのテンションの上昇がわかったので、「おっかしいな~」とか思っていたから衝撃はまあ、まだ浅い方だったと言える。 読み終わってすごくもやもやした。 というのも、…

途中感想:『正欲』

2015年から2019年まで大学生活を送っていたわけで、『何者』でもそうだったけど、朝井リョウの書く大学の空気感というのはよいことか悪いことか「世代」としてわかってしまう部分がある。 学校に行かなくてもいいんじゃないか、とかダイバーシティのための学…

入居準備②コーディネートサービスと冷蔵庫

北海道の人にはこれまでお店を通じて何人かとお話をした。 美容師さんだったり…洋服やさんだったり… 今回お会いしたのはインテリアコーディネーターさんである。 なんとなく家具を眺めていた頃に見つけたサービスで、事前に間取りを送ると3Dソフトを使って…

入居準備①

土曜日は午前に掃除や洗濯、昼食の準備などを済ませ、手紙を書いた。 手紙、届くといい。 待ち合わせ場所に行くと、恋人が待ってくれていて、着くなりお土産を渡してくれた。 前に言っていたいろとりどりのこんぺいとうが入った箱と、数字のついたキャラメル…

カタルシスを得たい時の言葉・5選

私は本が大好きで大好きで、あちらに川端康成の『眠れる美女』があれば読み、こちらに角田光代のエッセイがあれば読み、そちらにまた網野義彦があれば読む。 自分の読み方のタイプはどちらかというと乱読タイプだと思っており、学校においては自分より本を読…

カウンセリング

昨日はオンラインでカウンセリングを受けた。 私は高校の頃にスクールカウンセリングを受けていて、受けていくと効果を実感できたから、良い心理士さんには好感を抱いているのだ。 今回受けた先生は、実は前にも一回受けたことがあって、その時は電話だけで…

Charm, Fly, Yearn.

小学校高学年の頃、図書館でCDを借りられる、ということに気づき、クラシック音楽を聴きはじめた。 最初に聴いたのはなんだか忘れてしまったけれど、フランスの近現代音楽がなんとなく好きらしいということがわかり、ドビュッシーとラヴェルとサティを繰り返…

おぐし

美しさを髪に見出すという文化、意外とある。 私の恋人は私の髪をよく褒めてくれる。 はじめて髪に触れた時も、「髪さらさら」と言って驚いていた。大学を卒業したころの写真を見せても、高校生の頃の写真を見せても、「この頃から髪がきれいだったんだね」…

読んだ:『恋できみが死なない理由』

最果タヒの名前を知ったのは大学生の頃で、当時所属していた読書サークルにファンがいたのを覚えている。そういえば彼女は読書会有志で発表した作品集に最果タヒの論考を載せていた。 私が「最果タヒ、なんかいいかも……」と思ったのは、ツイッターに流れてき…

羽根、ヴァニタス。

はじめてその曲を聴いたとき、私は夕暮れの間に草原を走る鹿の群れや、海で泳ぐクジラを想像した。 きらきらと光るガラスの木を見た後、携帯を失くしてホテルで絶望している時にその曲を聴いたのだった。 何度聴いてもわくわくする音楽なのだった。 希望を失…

読んだ:『人類学とは何か』

ティム・インゴルドの『人類学とは何か』をようやく読んだ~。 人類学という学問について、生態人類学など、「文化人類学」でない、生物学的な進化論が流入されたことにより、「本質主義」と「継承」という問題が生じ、結局のところ、人類学で今まで扱ってき…

花喰鳥

花を運ぶ鳥の柄の缶をなんとなく選んだ。 もう一つは気球で、気球もその人らしいと思ったのだが、鳥の方がかわいらしかった。 清澄白河の古本屋で小説を買い、二回目のデートの待ち合わせをしている時にその小説を読み終えた。 小説のあらすじについて訊かれ…

新居の入居準備

北海道に来てから、ひとまずウィークリーマンションを借りることとした。 最初はホテルでもいいか、などと思っていたのだが、当初の予定では10月中旬から12月一杯まで滞在し、それまでにこれからの進路や身の振り方を考えようと思っていたのだ。 もしかして…

自立できるキャリアの模索①講演会を聞く

弁護士をされているOGの講演会に参加した。 出身の大学としては珍しく、また退職してからキャリアについて悩んでいるので、とりあえず講演を聞くことにした。(別に弁護士になろうとか思ったことないけど)。 女性の弁護士における割合とか、男性社会での意…

「読書」に関するオートエスノグラフィー

同学年の人たちが博士課程を修了する年になりました、はちみつです。 暇なので、「読書」をテーマに自分にインタビューした記事を書いてみます。 ――どんな子ども時代を送りましたか? 私は、幼稚園の頃から砂場でどろんこになって遊ぶよりも、一人教室で絵本…

星のようなお菓子

私と恋人が付き合いだしたのは去年の11月である。 恋人は年末年始に関西へ行っていた。関西出身の人なのである。 年末には「お土産を買ったよ」と言って、鴨川をバックにお菓子の箱を持った写真を送ってくれた。いわく、有名なお菓子屋さんのこんぺいとうが…

チーズフォンデュとちゃんぽんは毎日食べるものではない。

恋人は三連休の間、大学時代の知り合いと京都に遊びに行くということだった。 同棲することが決まる前だったか後だったか忘れたけれど、 「いいじゃん 行ってきなよ~」とゆるく答えたので、彼は京都に行くことを楽しみにしていたらしい。 ところが彼は上司…

読んだ:『はじめての構造主義』

『天皇制の文化人類学』を読んでいたら、レヴィ=ストロースのナンビクアラ族の話が出て来たり、「ジュリア・クリステヴァと対談したで」という話があったりしたので、「そもそも構造主義ってなんだっけ?」と思い、橋爪大三郎の1988年のレヴィ=ストロース…

読んだ:「リッツァの夢見た青空」(『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』より)

山口昌男を読んでいたら昼食の時間になったので、ツナ・サンドを食べてホットコーヒーを飲みながら『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(米原万里)に手を伸ばして読んでいた。 プラハの学校に通っていた筆者がその学校の思い出を語りながら、三十年後、友人だ…

読んだ:『天皇制の文化人類学』

北海道出身の文化人類学者、山口昌男さんの『天皇制の文化人類学』を読み終えました~!! とても面白かったです! この本は知り合いの本棚で見かけた時に「面白そうだな~」と思って近所のブックオフに行って再発見し、購入した本です。 このブログでもたび…

非日常と日常――あるいは神のみちびき

美術館に行ってきた。 特にとりたてて何かしたいからというわけではなく、なんとなく行けそうな距離だったので立ち寄ってみた、というところ。 紅葉が美しく、赤く黄色く染めていた。 白樺や名前を知らない針葉樹などが植わっていて、 「北海道はほんとうに…

セール

セールというものについて、最近意識するようになったらしい。 いや、もともと私は半額になったお惣菜とかを買ってしまうタイプなのであるが、 スーパーで「広告の品」とかを見かけると、それとなく目にしてしまうようになった。 今回、とても「お得だったな…

読んだ:『黄泉のツガイ』5巻

母と妹が『鋼の錬金術師』(荒川弘)の大ファンである。 私は漫画は読んでいないけれど、暇さえあればアニメハガレン(2期)を流す母と妹とともに、なんとか完走してみた。 『黄泉のツガイ』は荒川さんの最新作の少年漫画である。 東村というところで前近代…