はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

新居入居:餃子パーティー

500ml缶のビールを3本ほどパートナーと飲んだ。

そのせいか、喉が渇いたので水を求めて夜に起きた。

「まだ朝の6時くらいかな~」と思ったら、午前2時だった。疲れ果てて眠ったのが22時のことだったから、そう考えると一応4時間は眠っている。

 

23日が新居入居日だった。

朝7時くらいから荷物を移し始め、9時半からは新居で一人ダイニングテーブルの搬入を小説を読みながら待った。この時読んでいたのはO.ヘンリーの短編小説集と角田光代のエッセイである。「アーヴィングとY.リーを今度読んでみたいかも~」などと思った折にチャイムが鳴って、二人で決めたダイニングテーブルが来た。

私は床の拭き掃除などをし、業者さんがせっせと運ぶのを眺めた。新居というのは意外と人が訪ねてくるものなのであるから、午前7時にからっぽの部屋を眺めたのは良いことであった。

晴れて暖かい日のことだった。春みたいだな、と思った。

窓を少し開けて風の通りをよくしても寒くはならないくらいの良い日だった。

 

しばらくして恋人が荷物を持ってきた。この間、誕生日で送った花を持ってきてくれ、現在テーブルの上には(少ししおれかけてはいるけれど)、ダリヤや薔薇が見目麗しく咲いているのだった。

「第一便で花を持って来た僕のセンスを褒めてほしい」

と恋人は言った。

恋人の荷物はきれいにパッキングがなされており、プチプチで巻いてテープが止めてあるのであった。パッキングってこうやるんだ……! と感動した。

ダイニングテーブルが届いた後、私たちはコンビニのおにぎりとお茶で昼食をとった。

午後の予定を感単に確認しあい、私はまた部屋に残って他に届くものを待った。この日は、冷蔵庫とマットレスが届くのだった。

 

待機組、であったので、私は10月から11月までの北海道移住で買ったものをエクセルに打ち込んでいた。大体どのくらいかかったのかを把握する。

一心不乱にレシートを打ち込んだ後、恋人が第二便で荷物を運び、私は段ボールを開けて恋人の持ってきた食器などをひとまずテーブルの上に置いた。長く一人暮らしをしてきたんだな――というセレクションで、恋人のこれまでの孤独が少し見えたような気がした。昔プレゼントした紅茶なども荷物の中にあり、嬉しくなった。

その後も業者さんは入れ替わり立ち代わり来て、ひとまず1日目の荷物運び出しが終わったのは17時になってからだった。

「疲れたね」

などと声をかけ、

「今日は焼くだけの餃子にして、お酒を飲もう」と提案した。

私たちはスーパーに出かけ、ビールや餃子や朝食になる予定のサラダや卵を買った。

 

帰って交互に餃子を焼き、恋人は「ご飯も食べたい」ということで、持ってきていた調理器具で湯煎にかけてサトウのご飯をあたためていた。

「一日目からこんな贅沢しちゃっていいのかな~」などと恋人は言っており、事実、餃子は美味しかったし、冷えていた缶ビールは美味しいのであった。

 

引っ越しは完ぺきとは言えず、もやもやとそこかしこにいろんなものが置いてあるのだった。

 

とりあえず寝るスペースだけは確保して眠った。

私は基本的に荷物の搬入を眺めてサインをするだけだったが、恋人は自分の荷物をほとんど持ってきたようで一人で運転もしてえらいな、と思った。

 

引っ越しはこの休日4日間をかけて行う。

のだが、ソファやローテーブル、本棚など、買うものはまだ多くありそうだった。

 

大きめの冷蔵庫を買ったので、自炊をする必要があり、恋人がいない間にゆっくり自炊をしようと思った。

 

こうしてブログを書きながらふと思ったのだけど――

夜眠れなくても、安心してダイニングに来られる(寝室以外の部屋で過ごすことがある)のは心理的には良いことだなと思った。

今まで眠れない、眠れない、と思いながらひたすら寝室にいて時が過ぎるのを待つばかりだったので。

 

シャワーを浴びて歯磨きをして眠った。

 

私は4時間ほど眠ったのでまだ起きていても大丈夫だけど、ひとまずもう一度ベッドに戻って、軽い朝食の準備をできるようにしたいと思う。

 

新しい生活が始まる。

ちょっとわくわくする。