弁護士をされているOGの講演会に参加した。
出身の大学としては珍しく、また退職してからキャリアについて悩んでいるので、とりあえず講演を聞くことにした。(別に弁護士になろうとか思ったことないけど)。
女性の弁護士における割合とか、男性社会での意思決定に女性の意見が反映されていないことについて述べられていた。その点は母親の仕事の話を聞いていて感じることもあるので、女性活躍推進について、フロントラインで切り拓いていってもらったんだな、と思った。
また、社会貢献という点で仕事をされていることと、自営業として経営をしながら仕事をされているのはただただ素直に尊敬の念を感じた。
総合職として仕事をされて、その後司法試験に合格して独立されていったその姿を見て、「女性の活躍」ってなんだろう、と思った。
そんなことを思うのは、私が今までいたコミュニティに超抑圧的な男性、というのがいなかったからかもしれない。
また私は「キラキラ総合職女子」とは違うな~というゆるい自意識を持っているからかもしれない。
前に読んだ同期の卒業論文に、福井県鯖江市の女性活躍について書いている子がいた。
鯖江はご存知の通り、眼鏡という製造業を通じた自営業の割合が多い地域であり、また三世帯同居をすることで子育てのワークシェアリングが可能になっている。
また知人で、「お母さんが昔は薬剤師をしていて、昔は薬局が家にあった」という人もいた。加えて、私の実家も自営業をしていて、「移動に時間をかけずに済むのはメリットだな」などと思っている。
今回、講演をされた方も弁護士を「自営業」と言っていた。
ということは、(n=4だけど)、家庭と仕事の両立をするのが手っ取り早いの、実は自営業だったりする……?
まあキャリアについては、自分の考え方や、意識の底の部分でどういうことをしていきたいか、とか自分はどんな人間か、というのが関わってくるから何が正解とかはないのかもしれない。