はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

読んだ:『理系夫の家計大作戦』

同棲を始めるにあたり、共有口座の話やカードの話などが出てきているので、良さそうな家計管理の本を探していたのだが、「スーパーを何か所も回って節約するのが難しい」という一文を見て購入を決めた。

本のコンセプトは「使うところには使い、投資できるところには投資してお金について考えられるようにしよう!」だった気がする。

お金について具体的に管理・運用を検討している二十代後半女性(パートナーあり・同棲予定)にはうってつけの本なのであった。われわれと同じ年代の人に読んでほしい。

 

NISAとiDeCoなど国の投資制度や、ふるさと納税についても基本を教えてくれたのでとても役に立った。

 

また、一番最初に「家族なのでお金の話をオープンにするのはあたりまえ」と言い切ってくれたのもよかった。

 

この本を読んで、パートナーとの共同生活について、「共有費をクレジットカードを使って引き落としにし、家計簿管理アプリと連携させて出費を見える化する」という方針を立てることができた。

 

パートナー(つまり恋人)にも紹介したが、タイトルで文理にタイプ分けをするところが気に入らないらしかった。(文学部出身だけれどもセンターの理系科目満点とるような人なので……ゆるしてください)。

 

個人的には夫と自分を比べて夫が優秀で……という話だけでなく、作者のくぼこまきさんは表計算ソフトが得意、という話もちらっと書かれていたので、もっと自分のできることについて自信を持って話してもいいと思った。「優秀な夫がいて助かります♡ でも私も負けず劣らずです♡」くらいの自信を持っている女性が増えてもいいのに……と常日頃思っているので……。

 

お金の話については身近にできる人がいない、という謎の風潮が私の周りにはあるので(どこもそうなのか?)、お金のことを考えていくための初心者の第一歩というテイストでとても助かった。

 

金融教育の話、たまにXとかで見るけど、そんなにダイレクトじゃなくていいから学校とかで触れられたらいいのに……ってほんとうに思う。

日銀とかが出している「お金の作文コンクール」とかの上位入賞者の話を読むだけでも結構ためになるし……などと思った。

 

活用できるかわからないけど、生活がちゃんと回り始めて、投資とかもちゃんとするのであったら、日経をオンラインで読めるようにしたいな~とかも思った。