はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

読んだ:『バトラー入門』

バトラーを読みたいな~、入り方がわからないな~と思っている私にピッタリの本だった。もう一度読み直して、さらに『ジェンダー・トラブル』についても読もうと思う。 ndlsearch.ndl.go.jp 私の、「フェミニズム」の思い出について話そうと思う。 休職中に…

「太っている」とか言ってくる人

私は「黙っていれば美人なのにね」と言われる。さらに最近は「太っている」と言われる。パートナーと出会った頃から15キロも体重が増えており、私自身は自分が変わったとか、みじんも思っていないのだけれど、「だから太るんだよ」とか「太っている」と言っ…

夏の振り返り

北海道は秋である。日中の日ざしは強いのだけれど、9月30日月曜日、6時18分、今は21.3度であった。 ということで、夏(おおよそ5月~9月)までの振り返りをしようと思う。 5月は函館でプロポーズがあった。良き思い出である。ライラック祭りに参加したり、結…

読んだ:『みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?』

「なんかヴァナキュラーって言葉、流行っているっぽいな~」と思って何気なくTwitterで検索をかけたら、平凡社新書の本がヒットした。 タイトルは知っていたけれど、ここまで「ヴァナキュラー」を膾炙させるのがすごい……と思い、また民俗学も嫌いではない(…

ポークカレーをつくった日

昨日、北海道に帰ってきて、今日は朝の6時くらいに目が覚めた。友人からポストカードをもらっていたので、それについてお返事を書く。そうして7時頃に洗濯機を回し、洗濯機を回している間また少し眠り、起きて牛乳を飲んだ。 散らかっていたテーブルの上をな…

ちょっとした夢はイタリア旅行

今週のお題「ちょっとした夢」 私のちょっとした夢はイタリアに旅行に行くことである。 海外旅行であれば、ちょこちょこ行ったりしたことはあるのだけど、新婚旅行でイタリアに行くのが夢である。 羽田空港の本屋さんで時間のある時に旅行雑誌をパートナーと…

祖父のお葬式

祖父が亡くなったので、実家の方に帰っていた。婚約者と「まさか一週間後にまた実家の方に行くとは」と言った。婚約者にもお葬式に出てもらったのである。婚約者は妹夫妻と初対面だった。お葬式が終わった後お寿司をとり、みんなで「ITO」というカードゲーム…

読んだ:『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』

ティム・インゴルド(2017)、『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』、金子遊・水野友美子・小林耕二(訳)、左右社。 ndlsearch.ndl.go.jp ティム・インゴルドは、1948年にイギリス・バークシャー州レディングに生まれてケンブリッジ大学で社会人類学…

好きな音楽の話

十代の頃から聴いていた音楽が好きになる説、というものがある。 私が十代の頃に聴いていた音楽と言えば、クラシック(フランスの近現代の音楽、すなわちドビュッシー、ラヴェル、サティ)、ビル・エヴァンス、The Beatles、たまにストラヴィンスキー、ムソ…

ホテルのバーに行ってみる

今年の私の1年のテーマは”Celebrate”である。 この間、故郷に帰った時にそれにぴったりのお話があったのでここに書いておいてみたいと思う。 顔合わせ食事会が無事終わり*1、駅にほど近いホテルに泊まった。 私とパートナーはベッドに辿り着くなりすぐにベッ…

オラクルカード

動物と植物のイラストのオラクルカードが巡り巡って持ち物になった。オラクルカードはタロットカードと違い、札それぞれに共通しているカードがあるわけではない。(たとえばタロットカードについて、「運命の輪」というカードには、四大元素と呼ばれるモチ…

読んだ:『エスノグラフィ入門』

石岡丈昇、2024、『エスノグラフィ入門』、筑摩書房。 ndlsearch.ndl.go.jp SNSで時折この本の広告を見かけていたので、読むのをとても楽しみにしていた。 『エスノグラフィ入門』。 「エスノグラフィ好き!! 読みたい!! 書きたい!!」などと思いながら…

振り返りと未来のことを考える(五星三心占い)

運気の流れというもの、どうなっているのか気になってしまうタイプである。 なんだか調子が悪いな~と思う時、手にしたりするのは「ゲッターズ飯田さん」とか「しいたけ」さんの占い本なのだが、今日、ゲッターズ飯田さんの五星三心占いの2025年が発売された…

見た:SAPPORO PERFORMANCE PARTY 2024

大道芸、というもの、パートナーと出会う前までよく知らなかった。 パートナーは大学時代、大道芸サークルに所属しており、自身も児童会館や老人ホームや学祭などで大道芸を披露してきたらしいのだが、大道芸というのはどうやら究めていくものらしく、他の人…

KIRINJIの「ペーパープレーン」を流しながら、バナナ・ヨーグルト・コーヒーの朝食を摂った。 今日は洗い物と洗濯をし終えた後に、病院に行く。 北海道は秋になり、冷房をつけなくてもいい時期になった。風が気持ちよくて、ふわっと広がるカーテンに光が差し…

フランス語の勉強

大学時代のことを思い出しながら手紙を書いていた時、ふと、4年生の秋にフランス語検定を受ける勉強をしていたことを思い出した。 私は第二外国語にフランス語を選んでいて、「なんでフランス語にしたの?」と教授に聞かれた時、「フランスの映画と音楽と小…

読んだ:『「書く」って、どんなこと?』

高橋源一郎、『「書く」って、どんなこと?』、NHK出版、2024年。 ndlsearch.ndl.go.jp 奥付を見たら、2024年9月5日 第1刷発行とあって、「今日」発売された本なのだということがわかった。 書くということについては、「わかる……わかるぞ!!」という気持ち…

見た:「映像の世紀 狂気と熱狂の扇動者 ゲッペルス」

録画されていたNHKの「映像の世紀 狂気と熱狂の扇動者 ゲッペルス」を見ました。 ドイツのことをあんまり知らず、高校生の時にV.E.フランクルの『夜と霧』を読んだぐらいなのですが、最近、角田光代の『方舟を燃やす』を読んだりしていたので、人が何によっ…

マシュマロ入りココアの日

今日はパートナーが有休をとってお家にいた。ここのところずっと体調を崩していたが、病院に行ってもコロナではないということで、とにかく薬を飲んでご飯を食べて寝ているしかないらしかった。 洗濯、お皿洗い、掃除、お昼ご飯の料理、家計簿つけ、買い物な…

桜の下の死体と柳の下の幽霊

「桜の下には死体が埋まっているっ、って言ったやつのせいで最近は桜の下の土を掘ろうとするガキが多くて俺のような死体は困る」 と死体の桜は言った。桜は生前の記憶はおぼろげにしか残っていない、と漏らすが、自分は実の女房に殺されたと思う、とぼんやり…

読んだ:『カツカレーの日』

西炯子、『カツカレーの日』小学館、2015・2016 を読んだ。 ndlsearch.ndl.go.jp ndlsearch.ndl.go.jp 劇団員の恋人と別れを決心し、結婚相談所にてお見合いをしていく女性と、それを見守るおじさまのお話。 ネットでは結婚をすること・しないこと、おじさん…

18歳の時に何を感じていたか

東京の西側は、日の差し方がやわらかいと思う。 リビングに行くと、遅くまで起きていたと思われる人たちのパーティーの跡をみることができた。散らかったコップ、甘い酒、ビールの空き缶、開けられたままのアルミ。黄色の壁には写真が飾られていた。この春に…

渇望活劇

パートナーが休日昼、結婚式BGMについて話している途中、寝室に行って眠った。私も30分ほど一緒に眠ったが、起き始め、パートナーに「お酒一緒に飲む? ご飯を食べる?」と話しかけた。彼は「うん、うん」と言う。 張り切って、白茄子の揚げびたし、チーズ出…

September

9月になった。 北海道では空や風の感じがすでに、なんとなく秋を感じさせていたのだが、ついに9月が訪れた、という気持ちになった。 9月21日というのは、Earth, Wind & Fire の ”September”に出てくる日なのだが、この日は私にとっても重要な日でもある。頑…

読んだ:ひとりの体で[上]

ジョン・アーヴィングの「ひとりの体で」[上] ndlsearch.ndl.go.jp ジョン・アーヴィングは大学生の時に『ホテル・ニューハンプシャー』を読んでいて、好きだなあと思っていた。アーヴィングの物語は読者に語りかけてくれるし、語ってくれる。だから目が離せ…