はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

ポークカレーをつくった日

昨日、北海道に帰ってきて、今日は朝の6時くらいに目が覚めた。友人からポストカードをもらっていたので、それについてお返事を書く。そうして7時頃に洗濯機を回し、洗濯機を回している間また少し眠り、起きて牛乳を飲んだ。

 

散らかっていたテーブルの上をなんとなく片づけたり、朝風呂にしてお風呂につかってみたり、洗濯し終えた洗濯物を干したりした。その後は買い物に行き、人参と豚バラ肉とじゃがいもを買って帰った。

 

婚約者が起きてきてシャワーを浴びはじめた。その時に、カレーのルーがないことに気づき、また買い物に行った。商品の陳列棚には「ブラックカレー」「ホワイトカレー」なるものが並び、他のルーと値段が変わりなかったので「ブラックカレー」を買った。

 

家に帰ってきてから、お米を研いだ後、メールを書く。ここ数日でいろいろなことがストップしていたのだけれど、また始める必要があった。

 

パートナーが掃除機をかけたりしてくれる。『王様のブランチ』をつけはじめる。その間に私は人参とジャガイモの皮を剥き、切り、冷蔵庫に眠っていたブロッコリーや婚約者がつくっていたと思われるトマト煮込みなどを鍋に入れ、炒める。

 

空になっていた洗濯機に、洗濯機の掃除をする粉を撒いて、スイッチを入れる。しばらくするとふよふよと汚れが浮き上がってきた。

 

婚約者にゴミ箱にゴミ袋をかけてもらい、私は再び調理に戻る。「洗濯ものの干し方が前よりよくなっていたので成長を感じる」と言ってもらい、にこにこした。

 

ご飯ができると二人で席に着いて、ランチョンマットを敷き、お皿に入ったカレーを並べる。休日なので、今日は『王様のブランチ』をみる。

「美味しい」と言ってもらえたので、ポークカレーをつくれてよかったと思った。

 

『王様のブランチ』を少し見た後、婚約者が「昼寝をする」と言うので、私も一緒に眠りに行った。

うたたねをしている時に、光の中でおばあちゃんとおじいちゃんの声が聞こえて、何か返事をした後に目が覚めた。

 

うたたねと同じくらいの明るい光の中で、風で少しカーテンが揺れていた。

 

あたたかな秋である。

 

実家にいた時は、ここまで心が落ち着くことがなかったのではないか、と思う。私はどうにも実家にいるとなんだかよくないようなのだった。

 

それでもおじいちゃんとおばあちゃんが少し私に会いに来てくれたような気がして嬉しかった。二人は亡くなった年こそ違うものの、同じ月の同じ日に亡くなった。仲の良い夫婦だったようである。