はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

がぶがぶ

小岩井農場のコーヒーラテを飲んで、クッキーを何枚か食べた。空腹でいる時の焦燥感をごまかすためである。少し前にレコーディングダイエットを始めたはずなのであるが、まだ食べたものはアプリに登録していない。

 

少し眠った後、『死政治の精神史 「聞き書き」と抵抗の文学』を読み始めた。石牟礼道子に関する章だけ読んでいて、その後は何も読んでいなかった。序章と第1章を読む。その後、大学院の研究室について、どこか研究を続けられそうなところはないか、探す。家族社会学ジェンダー研究、近代日本文学。

 

そんなことをしているうちに、「こういうのを探している時間に読める本がもっとあるはずだよなあ」と思い、自分の身分が宙ぶらりんになっていることについて、「私は会社で社会貢献をしていくという道を外れたのだ」という気になった。しかし、社会で何ができるのかなあ、とかどんなところにいたら安心していられるのかなあ、と思ってみると、何かを書いたり読んだりすることしか思いつけなくて、そうしてまたこのブログを開いている。

 

Twitterアイデンティティ・ポリティクスの話を目にしたり、文学史のなかで政治について述べられている論考を読んでいても、自分の所在とか、この国がどういうところに向かおうとしているのか、とかを考えてなんとなくすっきりしなくなる。そんな大きなもののことを考えるのではなくてもいいのかもしれない。でも変だな、と思う。

 

こういう感覚の時に、山口昌男とか読むとずいぶん安心したものだけれども、今は特にそういった本がないので、あー、どうしようかな、と思う。

 

焦燥に次ぐ焦燥が連鎖的に起きる。

 

またラテを飲む。