午前中に済ませなければいけなかった用事が終わって一息ついた。シャワーを浴び、お湯を貯めた浴槽で本を読む。角田光代の『方舟を燃やす』を読んでいた。今のところ、マクロビオティックなる食事療法に熱心な主婦のパートを読んでいるのであるが、食事に気を遣いすぎるあまり玄米しか出せなくなったりする気持ち、わからなくもないと思った。「こうしなければ」という自分の内側の圧力が強すぎて、それが人によっては息苦しさになってしまう感じ、わかるな~と思った。
東畑開人さんのツイートを読んでいたら、「学校は呪いをかけるところで、教育とはその呪いを解くところだ」という趣旨の文に出会った。そうして、私がかかっていた呪いってなんだっただろう、と思った。それはたぶん、「いろんな人のことを気にかけましょう」という呪いで、「ある程度優等に育っているんだから、その優等さのままでいましょう」という呪い、はたまた「置かれた場所で咲きなさい、という呪い」なのではないかと思った。
そんなことを思いながら、インスタで「役立つ資格○○選」という画像が目に留まり、スワイプした。それぞれの資格をふむふむと眺めてから、ふと、自分は勉強が好きなんだなと思った。こういうことをやりたい、こういうことを目指したい、ということ、意外とあるんだなと思った。
それまでにやったことがあるタイプのものは、「小説を書く」とか、「ピアノの発表会に出る」とか、「朗読コンクールに出る」とかだったし、「楽器を演奏する」とか、「人前でプレゼンする」とかだったけど、自分で自分が達成できそうな目標を決めてやること、嫌いではないなと思った。
これから取り組む予定のものは「結婚式の招待状のデザイン」「プロフィールブック」「オープニングムービー」「プロフィールムービー」などなのであるが、そういえばどれくらいの目安で何をつくるかはまだ考えられていない。でも楽しんで取り組むことができそうだと思っている。
10月になったら、ちょっと落ち着くので、その時はファイナンシャルプランナーの勉強をしてみたいなと思った。お金の仕組みや制度について勉強すること、やってみたい。
そう思ったらちょっとわくわくしてきた。
今日はこのあと免許の更新に出かけるのだけれど、無事更新を終えたら、ちょっと計画をしてみよう。