同棲をする。(予定である)。
外出できる程度には風邪をなおして、恋人と家具を見に行った。
家具を見た後、ベッドをどうするか問題(買うベッドはダブル? セミダブル? シングル?)が勃発したので、一度カフェでノートを広げて生活についてすり合わせをしたり、情報を集めてどういう部屋の割り振りが良いのか検討したりした。
どういうライフスタイルを送るか、(今送っているか)ということは結構大事な確認であったと思う。
食事を何回つくればいいか、とか休日はどのように過ごすか、などの想像をすることができた。
何がどうなったのかわからなかったが、最初は「一人一つの部屋に住むべし」派だったパートナーが、「部屋は寝室と二人共有の趣味スペースでいいか~」と納得してくれた。よしよし。
その他ダイニングテーブルなどを眺め、椅子を眺めた。
一人の8歳くらいの女の子がキャップをかぶりながら私たちの方に視線をよこし、
家具のソファに座ってまたスマホを眺めた。
そういうことを思い出したのは、実家の両親があれやこれやと家具選びをするのを、くたびれて飽きていたころの少女時代の自分を思い出したからである。
その頃の自分にとっては、家具選びなんか、ほんとうに遠くにある「大人のやってること」であったのだが……家をしつらえる、ということがこんなにも身近なことになるとは私も思っていなくてびっくりした。
パートナーは「カーテンは何色にしよう」と言い、緑や青やベージュのカーテンを眺めた。両脇に色とりどりの布が並んでいて、その真ん中に立つパートナーは、虹の中にいるみたいだった。
本棚を眺め、「図録が入るかな」「ギターに使う小物が入るところがあればいいな」などと言い、クリスマスツリーを見て「欲しいなあ」と言うと「来年ね」と返してくれる人がいる。
「せめてアドベントカレンダーは今年欲しいなあ」と言うと、OKが出たので、アドベントカレンダーは今年購入するものにチェック。
余談だけれども、今年はこのブログでもはてなブログの人気企画「アドベントカレンダー」に挑戦してみようと思っています。
帰りは酔っ払いながらピザやアヒージョを食べていたのですが、いつのまにか「多文化共生のゴールとは何か」といったことをパートナー(お酒飲んでいない)から問われ、「ギリシアの事例では~」などと答える私(お酒飲んでいる)が爆誕していました。
さて、11月になってまいりますが、私が読みたいと思っている本は
・『先住民からみる現代世界 わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』(昭和堂)
・『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮社)
・『人類学とは何か』(亜紀書房)
です!
北海道に持ってきた本たちだから、
年末に合流させる本よりも一足先に読み終えるぞ!