はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

10年前の自分へ

「10年後の自分にあてて手紙を書く」という企画があるらしく、それに参加したいと思っている。

「未来の自分に対して手紙を書く」ことは、小学生の時にやっており、「中学受験に合格していますか?」と書いて涙を流した覚えがあるので、空恐ろしい企画だ……! と考えている。

なので、手始めに10年前の自分に対して、思うことを書いてみようと思った。

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10年前の私へ

 

今のあなたは、おそらくカウンセリングをやってみようかな、と思い始めた時期だと思います。それとも一回目を受けた頃かな? どうだった?

大学受験でいろんなことを挽回するぞと決めていて、「今の環境じゃないところに行くんだ」って必死だったのではないでしょうか。高校1年生の私はとても孤独だったと思うし、よく我慢をしていたと思います。本が友達で、V.E.フランクルの『夜と霧』を読んだりしていましたね。また読み返そうかな。あの本を読んだことはとてもよかったと思います。どうしてその本を読もうと思ったんだっけ? 今はもう忘れてしまったけど、私はあの本を読んで、生きるということに希望を見出しました。

あの頃を振り返ると、「めちゃくちゃ頑張ってたな」と思います。それに下手に周りに迎合せず、自分を貫き通していてとても偉かったと思います。

冒頭でも言いましたが、カウンセリングを受けたことは、あなたにとってとてもよいことだったと思います。

中学生の頃に、国語の先生に『置かれた場所で咲きなさい』という本をもらって、その先生は親切心からその本を渡してくれたと思いますが、あなたはそれにめちゃくちゃ反発していましたね。「場所がおかしかったら環境を変えないと生きていけないだろ」と。そして環境は変えられる、と思っていましたね。しかもそれが若いうちだけの特権であることをちゃんと理解していましたね。えらいです。

今の私はちょっと考え方がシフトしていて、先生からもらったあの本をちゃんと読もうかな、なんて思ったりしています。

というのも、人と話したり喧嘩したり、要するにくっついたり離れたりするなかで、「人を観察することはとても大切だし、相手によって自分を変えてみることで発見できることがある」と思うからです。

今でも友達によく言われますが、あなたは執着心がすさまじいので、これから思い通りにいかないことに悩んだり、苦しんだりすると思いますが、そんな時は今あるものや、今できることに目を向けてみてください。誇りは失わずにいてください。

今は自分のことでいっぱいいっぱいかもしれません。中学生の時に、「情熱がなくなってしまった」と感じたこともありましたね。1分だけ勉強する、とかそういうことにも耐えられなくて、夜眠れなくて、理解者をどこかに求めていましたよね。

あなたが今持っているものは「言葉」です。

自分のことを、一生懸命言語化してみましょう。

言語化できない時・本を読めない時は、映画を観たり、美術館に行ったり、音楽を聴いたりして、何か少しでも「この感じがわかるな」とか「いいな」とか思えるものに出会ってみてください。

私も今、いろんなことに直面しておりますが、比較的ハッピーに暮らしております。

自分の未来を信じて、休みつつ頑張ってください!

私もTOEIC800点に向けて頑張ります!

 

26歳5カ月すぎの私より

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