はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

パスタを茹でる

朝起きて、お湯を沸かし、紅茶を淹れた。 アラビア、トゥオキオのティーカップがかわいらしい。 それからパスタを茹でた。 トマト缶のトマトをフライパンに入れ、ほうれん草を切って、オリーブオイルで熱してコンソメを加える。 朝には少し雨が降っていたけ…

昨日はおやすみ

洗濯ものを干した後、コーヒーを淹れて本を読み終えた。その感想をブログにアップして、お皿洗いや買い物に出かけたあと、「エビとセロリのペペロンチーノをつくった。11時半くらいだったと思う。 インフルエンザで寝込んでいたパートナーにはえらく不評で、…

読んだ:『寝ながら学べる構造主義』

2022年くらい? に英文学の修士課程に行っていた人に、「思想史や哲学を文学に応用しているのをよく見かけますけど、何から読んだらいいのかわからないんですよねぇ」などと話していたら、いくつか参考文献を教えてもらった。 その中にあったのが、内田樹の…

今日はおやすみ

ホットコーヒーを淹れて、洗濯機に洗濯物を入れた。スイッチを押す。 柔軟剤はなんとなく無添加のものをつかっている。 シャワーを浴びた。 パートナーはインフルエンザで寝込んでいるため、私はリビングで寝起きをしている。 外を眺めるとだいぶ明るくなっ…

読んだ:『カウンセリングの実際 〈心理療法〉コレクションⅡ』

河合隼雄の『カウンセリングの実際』を読んだ。 高校生の時にカウンセリングを受けていて、「センター試験の点数だったら臨床心理学科にも出せそうなんですけど」と、当時のカウンセラーさんに言うと、「『人の心はわからない』、これを心がけておくといい」…

母と東京

二日目は支度をいそいそとして、美術館に向かった。美術が好きなのである。 一通り眺めて、お土産を購入し、コーヒーショップで母が到着するのを待った。今日は母が東京に来るということだった。 母が来るまでの間、コーヒーを飲みながらパートナーのお母様…

退官記念講演に行ってきた!

学部時代の恩師の退官記念講演に行ってきた。 「わたしの教師生活」というタイトルでざっくりと教師生活を振り返り、残りの時間で八重山芸能の踊りを踊ったり、笛を吹いたりしていた。 教員生活はもう終わりで、残りは沖縄で過ごすらしい。国際協力に関わり…

読んだ:『ジェンダー史 10講』

ジェンダー、セクシュアリティ、フェミニズムへの関心が最近はとても強くあり、やはり、社会に出たりパートナーができたりして、自分の位置づけみたいなものが学生の頃より、よりはっきりしたからだとは思う。 歴史上の人物で女性を主人公にした伝記がもっと…

東京に来た。

準備なども、実家に立ち寄った方がいいか、とか妹の結婚式はいつか、というような電話をした。 すると母が日曜日に東京に来ることが判明し、まあ同じタイミングならご飯でも一緒に食べようかという話になった。どきどきである。 夕方発の飛行機に乗ったのだ…

今日はおやすみ

土曜日にあんまり睡眠がとれず、日曜日も遅くまで起きていたので、今日は1時間ほど居眠りを午前中にしてしまった。 パートナー氏の持ってきた本を本棚に並べ、本棚が少々厳つくなってきたことに気づく。 今日は午前に岡野八代さんの『ケアの倫理』(岩波新書…

牛ひき肉のハンバーグでお祝い

「今日は何にしようかなー」と言うと、パートナーが「お肉がいい」と言っていたので、夕飯をハンバーグにすることにした。私は豚肉をできるだけ避けているので、牛100のハンバーグをつくるのである。 この間に鶏肉と豆腐のハンバーグをつくり、それも「美味…

寂しさ、のようなもの

パートナーからいつ帰る、という連絡が今日はまだない。 最近のパートナーはかなり疲れているようにみえ、辛そうにみえている。そんな彼の様子を見て、また、「一人にしてほしい」と言うのを聞いて、その場では「そっか」などと言うのだが、こうして一人でパ…

研究室へ行く

フィールドワーク報告会に行って報告を眺めたり、恩師と話したり、本を読んだりしていた。 12月にパートナーの大学の先輩だという人に会って、「修士課程に進学したいと思っていたらまずは研究室訪問に行くといい」というアドバイスを受けた。 学部時代の時…

観た:『哀れなるものたち』

シェリーの『フランケンシュタイン』みたいな話なのかなー、それよりももっとフェミニズムに寄せた話なのかなーと思って観に行ったら、どちらかというと「男性の支配欲」についての話だと思った。 妊婦の死体から胎児を取り出してその脳を移植してできたのが…

読んだ:『女に産土はいらない』

読んでいる中で意外だったことがあって、「学校に行けなくなってしまった」ということだった。 三砂ちづるさんは、女子大で国際保健を教えている人で、もともとは薬学部出身なのである。だけど、応用薬理学の研究室でラットを殺すことに耐えられず、学校に行…

3年ぶり二回目の『TENET』

クリストファー・ノーランの『TENET』をパートナーと一緒に観た。 私は3年ほど前に観ていたのだけど、「現代の科学、とか、未来、とか、それでも変わらない普遍的な何かが描かれているアクションを含む映画ってなんだろう?」と思って、「このあと映画でもみ…

読んだ:『〈沈黙〉の自伝的民族誌 サイレント・アイヌの痛みと救済の物語』

「自分もことを記述する」という試み、文化人類学のみならず、歴史学ではイヴァン・ジャブロンカという人が『私にはいなかった祖父母の歴史』を書いているし、文学でも、アニー・エルノ-という小説家が近年ノーベル文学賞を受賞している。 この『〈沈黙〉の…

好きなラジオ番組

ラジオ、とかテレビ、あんまり見ないのだが、パートナーがお笑い好きな人なので、ちょっとずつ聞いたり見たりするようになった。 最近、気に入ってポッドキャストで聴いているラジオ番組はJ-WAVEの『Just a little all lovin' living on the earth』。 長井…

プロトタイプ:code Dark

夜。 幼い私は店の方へ行った。 店の中には月で照らされた演歌歌手のポスターがあった。 私はその人を見つめる。 何の音もしなかった。 静かで雪が降っているみたいだった。 この夜に一人で写真として飾られているのはかわいそうだと思った。 でも写真の人は…

プロトタイプ:code Flower

夜の中で赤く光るビルを見た時に 私は死んだ人のことを思い出して目を覚ました テーブルには白いダリアが麗しく咲いている それはホテルで起きた人の一生 ダイニングテーブルでしおれたピンクの花に目を留めた 誰かが人生を歌ったりしていたけど 花は美しい…

2024年1月振り返り

2024年の一ヵ月が終わる。 新年明けて「こんな月だったなぁ」という振り返りをしたい。 お正月、お参りに行って、その後大阪に向かった。 パートナーのご両親とランチして、関西空港から新千歳に帰るかという時に、羽田の事故のニュースを見た。 ちゃんと新…

読んだ:『先住民からみる現代世界 わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』

北海道にいる、ということで、お正月に『ゴールデンカムイ』をパートナーと大人買いして読んだ。アイヌの文化を垣間見たり、国家共同体をつくる上での思惑、を描いたりしてあってとても興味深かったのだけれども、北海道博物館にあった「アイヌ」の表象の仕…

コロナ感染(2回目)

咳がこんこんするな、身体がなんかだるいな、と思って病院に行ったらコロナだということがわかった。2022年の夏にコロナになっているので、1年半ぶりくらいのコロナ感染である。 今回は高熱にうなされることもなく、咳が辛いのと、頭痛と身体のだるさが目立…

読んだ:『桜前線開架宣言 Born after1970 現代短歌日本代表』

山田航編著の現代短歌集『桜前線開架宣言』を読んだ。 大学のサークルの読書会で読んでいる子がいたりとか、実際に掲載されている人にバイト先の知り合いの人がいたりとかしていたのだが、当時(2015年~2016年くらい?)はあんまり現代短歌というものに興味…

『パルプ・フィクション』

1994年のクエンティン・タランティーノの映画、『パルプ・フィクション』を観た。 恋人の評価は「60点」ということだったけど、私はこの映画を割と気に入ったし、観て1日経った今でも、この映画のことを考えてしまった。 『パルプ・フィクション』にはギャン…

ほぐれる

身体の節々が痛んで、とても重かった。今もだるさが消えない。それに伴って心の方も沈んだ。起き上がって何かをしようと思っても何もできなかった。仕方なくベッドで休む。休んでいるうちに身体がどんどん固くなり、身動きがとれない、と思った瞬間に眠りに…

化粧品の整理

化粧ポーチにある化粧品を定期的に整理しなければならない。 きっと私よりずっと化粧が好きな女の子は、化粧ポーチの中身なんて整理しなくても、「そういえば新しく出た色のリップを試したいな」などと新作の計画が頭にあるのであろうが、私のような「化粧品…

読んだ:『ザイが作った「株」入門 改訂3版』

ダイヤモンド社が発行している『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌 ザイが作った「株」入門 改訂3版』を読んだ。 株を始めるのである。 「積み立てNISAも始まるし、株のこと詳しくなるか~」と思って、右も左もわからない超初心者のために初歩的なことを教えてく…

読んだ:『ばにらさま』

山本文緒の『ばにらさま』を読んだ。 元旦に初詣に行った帰り、実家の方で一番大きな駅にある書店で買った文庫本で、さらにその駅から実家の方まで帰る間に表題作の「ばにらさま」を読んだ。 「若い女性をずいぶん厳しく書く人だなあ」と思った。実際に他の…

読んだ:『風と双眼鏡、膝掛け毛布』

梨木香歩の文は丁寧に書かれていて、心を穏やかにする文が多い。今まで読んだことがあるのは『エストニア紀行』、『ぐるりのこと』など。大晦日に買って、1月2日の新幹線の中で読み始め、空港に着く前の電車で読み終えた。 今回のエッセイのテーマは「日本の…