はちみつのdiary

hannyhi8n1から引っ越しました。

世界史がお好きなんですか?

Twitterでフォロワーに積読本を訊かれて答えると、このような質問が返ってきた。

なので私の世界史に対する思いを告白する。

 

高校の世界史が好きだったか?

と訊かれると「たぶんそう。部分的にそう。」

という感じである。

私は「何がなんでも国際系の学部に行くんだ」と思っていたので、高校1年の世界史のテストが14点でも迷わず世界史選択をした。

(日本史は60点くらいだった)。

 

でも世界史の授業はつまらなくて寝ちゃうし...
何を覚えていいのかわからないし...
という感じだった。

 

救世主は代ゼミの世界史担当講師、佐藤幸夫先生のDVDである。

何を抑えて何をほどほどに覚えればいいのか、またある程度知っておくと困らない話題について抑えられたし、話し方が好きだった。

 

そうしてなんとか高校世界史のテストの点数は上がり、晴れて国際関係学科に入学した。

大学1年の頃の基礎講義では安全保障の話を拝聴したり、グザヴィエ・ドランの『私はロランス』を観たりした。

1年ゼミではアマルティア・センの新書を読んで、民主主義と教育とCapabilityが貧困を克服するためには必要、という趣旨を理解した。

 

ここまで読んでいただいてお分かりいただいただろうが、私の所属していた『国際関係学科』はいわゆる史学とは違っていて、リベラル・アーツを目指していたのである。

 

では、史学として川北稔が推すウォーラーステイン世界システム論をどう思うか? というと「その歴史の主体は結局欧米では?」とか思ってしまい、高校世界史を知るのは大切だけどもある程度知ったら地域研究に興味を移した方が良いのでは、という気が漠然としている。

 

そして世界のことはいろいろ知りたいと思っているけれど、なんとなくラテンアメリカは苦手としていて、(友人はメキシコ在住だしゼミの先生もブラジルの北東地域が専門なのだが)、もっと知りたいし行ってみたいなぁと思うのはバルカン・ギリシアキプロスウズベクとかである。

(あ、でもスペインも行ってみたいしフランスは絶対行くし、バリ島にも興味はあるし、エルミタージュ美術館にも行くと決めているし、ポタラ宮殿にも行ってみたいし、いやまず手始めに台湾の胡宮博物館か...あとマルタ島!)

...ということで、枚挙に暇がない。

 

脱線しました。

うーん住んでみたいのはやっぱり地中海沿岸かな!

 

それにしても地域研究をするのであれば、どんな手法で...とかが問われてくるのだが、やっぱり歴史学と人類学と疫学に興味があり、どれも言語を習得せねば学ぶことができない。

(もちろん文学も特にフェミニスト批評に興味があります!)

 

ということで、世界史に興味があるかと言われると「ややそう。部分的にそう。」という感じである。

 

というかたぶん世界史というより国際関係史に興味があって、ただし世界からみた日本のことをやりたいかと言われると「そんなに...」という感じである。

 

それにしても、「世界史がお好きなんですか?」と訊かれて思わず「今からでも修士をとりたいなー」とか考えてしまった。

(常日頃考えている)。

 

歴史教育、気になるトピックですよね!