起きて水をグラスに入れて飲み、ポットを沸かしてコーヒーを淹れた。米粉の食パンをトーストし、食べながら本を読んだ。パートナーはまだ起きてきていない。ぐっすり眠っている。
昨日は、岩井俊二の2004年の映画、『花とアリス』をみた。この映画をみたのはずっと前のことだったので、ところどころ覚えていないシーンがあったり、アリスの母親はネグレクト気味の人だったりする、というところが新発見で、「あぁ だからアリスは花との距離がものすごく近いのか」と腑に落ちたりした。
公開当時の2004年のことを考えて小学校二年生くらか、と思うのだが、街並みや人と人との会話の感じはかなり昔のものだなと思うことがあって、「あぁ時代って変わっていくんだな」と思った。岩井俊二が女子高生に求めたロマンスがあるということがわかってもやっぱり、人との距離感は2000年代初頭から二十年くらい経つとだいぶ違う。
1時間ほどみて、停止して、眠った。朝起きた時に、いろんなことを思い出して胸が苦しくなったが、自分がどこに行きたいのかだけを考えて、対峙していくものと無視するものを決めなくちゃな、と思った。ブログは対峙するものなので書く。
洗濯機を回していて、その音が聞こえる。
明日から旅行に出かけるので、洗濯をいつもより多くしないといけないのだった。
まぶたが少し落ちそうである。あくびが出た。まだ眠いのかもしれない。
