こちらの記事は、アドベントカレンダー2024"Celebrate"第17日目の記事です。
Celebrateというテーマと相反するようなタイトルになってしまいましたが、最近、お金について考える機会がとても多いので、「予算感」というタイトルにしてみました。
結婚式の準備に予算感が必要だと痛感する
挙式するための打ち合わせをしています。ドレスショップに出向いたり、ケーキのデザインを考えたりと場所が設定されていて、人に会うことなので、自然と確保する時間が決まり、必然的にその場に出向くようになります。会議じゃん。
私は一社目の仕事で企画のお仕事をしていたのですが、その時によく「何にどのくらいお金を使ってどのくらいのスケジュールで仕上げる」みたいなことをよく考えていました。その仕事での経験がとても結婚式の準備で役立っていると感じます。
なぜなら結婚式には、どういうものがどれくらいの相場か、特別割引はどこに適用されるのか、適用の条件は何か、数量はどのくらいかという計算が不可欠だからです。
自分でつけているスプレッドシートと式場からもらった見積を見比べるようになり、収入と支出について考えるようになるのです。
家計への応用
挙式の見積には家計にも適応されていきます。どういうものにどのくらいのお金をかけているのか。それは適正な値段と言えるのか。
それを見定めるために、はちみつ家には家計簿アプリがついに導入されました。
家計でも予算が必要
家計簿アプリを導入すると、月ごとにどういう項目でどのくらいのお金をかけていいか、などの計算ができるようになります。今月はちょっとドラッグストアに行き過ぎだな……とか、2㎏298円の玉ねぎは安いな……などということを考えられるようになるのです。
Celebrateとお金のことを考えるのっていいの? それって純粋なCelebrateって言えるの?
このことずっと考えていてすごく難しい!! けれども何かの祝福をお金に換算することというのは、できそうでできないことだと思っている。たとえばおばちゃんから飴をもらったということに対して、その飴はいちごの飴だった、ということは考えても一つ10円の飴だから10円あればその祝福が受けられるということにはならないと思う。祝福というのは何か偶発的なことがないと、祝福にはならないのかもしれない。このあたりのこと、たとえばイスラーム経済やイスラームの思想なんかを参照するといいのかもしれない。(今の資本主義社会はご存じの通りプロテスタンティズムと結びついたものだから)。そう考えるとキリスト教的な考え方と資本がどのように結びついてきたのか、改めて考えてみたくなりますね。私は儒教のこととかよくわかっていないのですけど、儒教的なものの考え方は資本についてどういう方向で導いているのかも気になってきました。*1
グレーバーを読もう!
ふっとSNS*2をみたら、『万物の黎明』を読了していた人がいました。それを見てひらめいたのですが、やはり2025年はグレーバーを読みたい!! グレーバーさんも資本主義について何事か考えていた(はずの)人だから、今のものの考え方をもう少し解体するにはグレーバーが何かを導いてくれるはずだ!
一方で
グレーバーもアメリカ人だから、井筒俊彦みたいな人を読んでいくのもいいのかもしれない。
本日の祝福
本日の祝福は一社目で企画という仕事をまかせていただいたことから受けたものでした。心を込めてやった仕事だし、あれは祝福だったんだな、ということが今となってはわかる。祝福のある仕事を人は天職と呼ぶのかもしれない。*3